天然成分の白髪染め
これまで白髪染めで一般的だったのは、酸化重合型の薬剤です。
1剤と2剤に分かれていて、1剤は酸化染料とアルカリ剤、2剤は過酸化水素水が配合され、2つの薬剤を混ぜ合わせた混合液が、髪に塗布すると化学反応を起こして、白髪を染める仕組みになっています。
染料が髪の内部まで浸透するので、染毛力が強く、1度で白髪染めが出来る反面、化学成分の刺激が伴うので、敏感肌やアレルギー体質の方が使用すると、肌荒れや目や喉に痛みを感じたり、様々な症状を引き起こしたりすることがあります。
安全性が懸念される化学成分ではなく、身体に負担をかけない天然成分の白髪染めに関心が集まっています。 天然成分のヘアカラーとして、以前から知られていたヘナは、昔からインドで髪を染めるために使用されてきた植物染料です。
ヘナは髪が傷みにくいので、安心は出来ますが、染めるのに半日かかり、準備が大変なこと、また、日本人の髪色に合うように使用するインディゴが、時間と共に色落ちして、髪の色が赤っぽくなることがあります。
ヘナで染めるには、慣れやテクニックが必要で、自分で染めるのは難しいかも知れません。 今、ヘナより簡単に染まる天然成分の白髪染めが多く出ています。 トリートメント成分配合が多く、ダメージヘアの修復も出来ます。