白髪染めで髪を傷めないためには
白髪染めは白髪をきれいに染めてくれますが、頭皮と髪の毛にダメージを与える事は避けられません。
白髪染めはアルカリ剤、染毛剤、過酸化水素水などが配合されていて、その化学反応で髪を染めるという仕組みです。
アルカリ剤が髪のキューティクルを開いて髪のメラニン色素を脱色し、そこに染毛剤が浸透し、過酸化水素水との反応によって発色し、定着するのです。
この過程で髪の毛の繊維であるタンパク質も壊れてしまいますし、開いたキューティクルからは水分や油分が流れ出してしまうことが髪の毛のダメージにつながります。
開いたキューティクルは早く閉じてあげなければいけませんが、そこがうまく閉じなかったり、戻る途中に乱れた状態になってささくれ立ってしまったり、剥がれ落ちてしまったりということでもダメージヘアを引き起こします。
白髪染めで髪を傷めないためにはキューティクルをきれいに閉じてあげることがまず一番に必要です。 白髪染めをした髪の毛はキューティクルを開くためにアルカリ性に傾いています。
まずは髪の毛を弱酸性に戻してあげなければいけません。 そこで重要なのがシャンプーです。 ここで石鹸系などのアルカリ性のシャンプーを使ってしまうとキューティクルが開きっぱなしになってしまいます。
できればアミノ酸系などヘアカラー専用のシャンプーで弱酸性に戻し、キューティクルを閉じましょう。 そしてトリートメントやパックなどの保湿のケアをしっかり行い、シャンプーのあとはしっかり乾かすことが大切です。
白髪染めで髪を傷めないためには全体に白髪染めで髪を染める頻度は３か月に１度くらいに開けたほうがよいでしょう。 その間伸びてきてしまう白髪はリタッチなどでケアをしていくようにします。
また白髪染めで髪を傷めないためにはカラートリートメントタイプの白髪染めを使えば、天然成分で髪を傷めることなく染められます。 ヘアカラーほどのきれいな色の仕上がりではありませんが、ナチュラルで絶対に髪を傷めたくない人にはおすすめです。