地肌に対する白髪染めの影響
市販の白髪染めは髪の毛では無く、どうしても地肌にもダメージを与えてしまいます。
地肌に白髪染めがつくと良くないイメージもあり、毛が抜けてしまうのでは?と心配してしまう人もいます。
しかし、根元から白髪を染めようと思うなら、地肌に白髪染めが付着してしまうのは避けられません。 薬剤が肌についたからといって、髪の毛がすぐに抜けてしまうことはないので、安心しましょう。
人によっては白髪染めの成分が肌に合わない人もいるので、事前に必ずパッチテストをしましょう。 そこで肌が炎症を起こすようなら、地肌を避けて染めるのではなく、その白髪染めを使用することを中止して下さい。
地肌に対する白髪染めの影響で心配なのが、ダメージよりもむしろ着色のほうでしょう。 肌に染料がついてしまい、落ちなくて困ってしまうこともあります。
肌への着色を防ぐには、コールドクリームなどを利用します。 おでこの生え際や襟足、耳の後ろなど、色がついてしまっては困るところに、クリームを塗っておきます。
万が一液が垂れてきても、クリームを塗っているので、拭きとるだけでOKです。 着色を防ぐ効果もありますし、薬剤から肌を保護する効果もあります。
また、泡タイプの白髪染めは、染めるときに地肌をゴシゴシしてはいけません。 むやみに擦ったり髪をクシャクシャし過ぎたりすると、地肌も痛めて髪の毛もパサパサになります。 泡タイプは優しく髪に揉みこむようにして、使用しましょう。