白髪染めは有害でカブレを起こす可能性がある
女性で40代以上の方であれば、大半の方が白髪染めを行っているのではないでしょうか。
市販のタイプや美容室専売タイプとさまざまなものがありますが、「白髪染めは有害」と聞いたことはあるでしょうか。
白髪染めの副作用というのは、やはり避けてとおれないものなのです。
まず、よく聞かれるのが白髪染めによるアレルギー反応です。 白髪染めの中には、酸化染料剤というものがあります、これはパラフェニレンジアミンという成分が配合されているわけですが、こちらがアレルギーの原因ではないかといわれています。
あまり聞きなれないかもしれませんが、パラフェニレンジアミンとは、酸化すると強力な染料となり、白髪染めにはなけれはならない染料です。
このパラフェニレンジアミンによる、感作作用が、接触性皮膚炎（カブレ）を起こす可能性があるといわれているのです。 みなさんも、はじめての製品を試すときなど、パッチテストを行いますよね。 それが、そのカブレ具合をテストするものなのです。
このように白髪染めは有害でカブレを起こす可能性があるといわれていますが、実際には数ヶ月に一度のペースでしか白髪染めは行わないかと思いますので、実際に症状がでるのは20年、30年先という声もあがっています。
もうひとつ、有害といわれている理由が、肝臓を傷めるという健康被害です。 白髪染めで肝臓が痛むというと、あまりピンとこないかもしれませんが、私たちからだの中で一番初めに有害物質に対してアクションを起こすのは肝臓です。
肝臓には、毒素を処理するという大きな役目があります。 こちらも同じくパラフェニレンジアミンが原因とされています。
白髪染めにはなくてはならない存在のパラフェニレンジアミンですが、このほかに発ガン性物質や環境ホルモンでも知られており、わたしたち体にとって有害物質といわれているのです。