白髪染めで真っ黒の髪にしたい
白髪染めはあまり明るい色にするのは難しく、暗い色ほどきれいに染まりやすいです。
ですからもっと明るくしたいのに、暗い仕上がりが不満!という声はよく聞くのですが、中にはもっと真っ黒にしたい!という人もいます。
白髪染めで真っ黒な髪にする事はできるのですが、市販の女性用ので探してみると、意外と白髪染めで真っ黒というのは見つけにくいようです。 特に女性のものはナチュラルな仕上がりにこだわったものが多く、「カラスの濡れ羽色」のようにはなかなか仕上がらないですね。
なぜかというと、髪を真っ黒にしてしまうと、伸びてきた白髪がとても目立つからです。 白髪を目立たなくさせる目的が白髪染めなので、少しブラウンに傾いたほうが白髪は目立たなくなるのです。
もしどうしても白髪染めで真っ黒にしたいのならばやはり美容室での施術がきれいでしょう。 でも安上がりに抑えたいのでぜひ市販品で、ということでしたら、女性用ではなく男性用で探してみたらよいと思います。
男性用でしたら白髪染めで真っ黒というラインがあります。 白髪染めは男性用でも女性用でも、特に違いはありません。 臭いや手触りに違いがあるだけですので問題なく染められます。
また髪質によっては一度ではうまくいかないかもしれませんが、ヘナのインディゴ染めならば真っ黒に染まります。 ただし注意しなくてはいけないのは、一度髪を真っ黒に染めたらやっぱり今度は明るくしたい、と思っても簡単には出来ないということです。
真っ黒にするためには濃いブラウン色素をたっぷり入れてありますので、その後色落ちしても色素はしっかり定着しています。 染毛剤は普通の黒髪のメラニン色素を抜くようには抜くことができません。
ですから髪を真っ黒に染めるのは引き返さない覚悟で染めなければなりません。 もし一時的に黒くしたいということであればヘアマニュキュアやカラースプレーなど、とれてしまうもので対応しましょう。