白髪染めが染まらない理由
せっかく白髪染めをしたのに白髪染めが染まらないとしたらがっかりしますよね。
もう一度染め直したいと思いますが、白髪染めのダメージを考えると続けざまに白髪染めを使うのは躊躇してしまいます。
白髪染めが染まらない理由はあるのでしょうか。
まず自分の髪質を把握しておく必要があります。 パーマがかかりにくい人は白髪染が染まらない傾向があるようです。 太い髪、硬い髪、色が黒い髪も染まりにくい傾向があります。
はじめて髪を染める人も白髪染めが染まらない場合があります。 白髪染めはキューティクルを開いて、そこに染毛剤を入れるので、このキューティクルの層が厚くてしっかりしていると、うまくキューティクルが開ききらないのです。
髪の色が黒い人も脱色がうまく進まず暗くなってしまいます。 また明るいカラーを選んだために、白髪染めが染まらない、という場合もあります。 白髪は暗い色ほど入りやすく、明るい色は入りにくいのです。 白髪染めの場合は７トーンくらいだとよく染まるようです。
では白髪染めが染まりにくい人はどうしたらよいのでしょうか。 まず、染まりにくい部分は放置時間を少し長めにするとよいです。 前に染まらなかった箇所から先に、多めの染料を使用して塗布していきましょう。
フェイスライン、特にこめかみは染まりにくいという人が多いので、フェイスラインから先に始めるとよいですね。 温度も大切です。
白髪染めは室温２５度前後でよく働くようになっていますので、お風呂の中でシャワーキャップをかぶって放置する、またはラップを巻いてドライヤーをかけるなどして、温めながら染めてみてください。
白髪染めは基本的には放置時間を守ってください。 染まりにくい人は５分くらい放置時間を長くしますが、長すぎても短すぎてもよくありません。
短ければ染毛剤が髪の内部に入りきらないですし、長すぎても染毛剤が変化してしまったり、メラニン色素が戻ってしまったりします。 染まりにくい人は仕上がりが暗くなりがちなので、希望する色よりも１トーン明るくしたものを選ぶとよいでしょう。
また普段シリコンの入ったシャンプーやリンスを使用していると染まりにくいようですので、できるならノンシリコンのシャンプーで前日の夜に洗髪し、髪についたワックスやクリームも落としておいたほうが良いでしょう。
以上のテクニックは「染まらない」とよく言われているトリートメントタイプでも有効です。 トリートメントタイプの白髪染めは放置時間はいくら長くても大丈夫なので、多めの量でできるだけ長く放置してみてください。 塗布する前にタオルドライすることも有効です。