35歳くらいから急に白髪が目立ち始める
女性が白髪を気にし始めるようになるのは大体35歳くらいです。
35歳は髪の曲がり角なんですね。
どうして35歳くらいから急に白髪が目立ち始めるのでしょうか。
まず最大の原因は老化現象です。
髪の毛はアミノ酸で出来ていますが、そのアミノ酸のひとつチロシンという物質の働きが加齢とともに弱まってしまいます。 チロシンはメラニン色素に変化して黒髪になるのですが、それがうまく働かなくなり、白髪となってしまいます。
女性ホルモンが弱まってくるのにも関係しているようです。 35歳という年齢は今の時代、十分若々しく女として現役の年齢です。 そこで白髪=老化現象を受け止めるのはなかなかショックな出来事でしょう。
やはり白髪があるとぐっと老けてみえますし、疲れた印象にもなります。 まだ数本だからいいかな、と放置している人もいるかもしれません。 でも、結構人は友人の白髪に目をとめています。
白髪は思ったよりも目立つので、つい気になってしまうんですね。 気にする人は抜いてしまう、という人もいますが、抜くのはやめたほうがいいです。 毛根を傷めてしまい、新しい髪の毛が生えてこなくなってしまうと、薄毛の始まりとなってしまいます。
引っ張ることで周囲の毛穴にも影響を及ぼしてしまいます。 数本のうちは抜くよりは根元でカットしたほうがよいですね。 けれどカットすると、今度は伸びてきたときに飛び出してきてかえって目立ってしまうこともあります。
その場合はマスカラタイプの一時染めを使うという方法もありますが、シャンプーするととれてしまうので、毎朝塗る必要があります。 気になるようでしたらやはり白髪染めになると思います。
35歳で白髪染めなんて早い?と思うかもしれませんが、このくらいでデビューする人が多いようですよ。 明るめのおしゃれ染めでごまかす人もいますが、結構白髪が浮いてしまい目立つので、いつも身ぎれいにしていたい人はきれいに染まる白髪染めを選ぶようです。
はじめて白髪染めをする人はまだ黒髪の割合が多いので、明るめのカラーを選ぶようにするとよいです。 白髪染めはおしゃれ染めに比べて暗めになりがちなので。 35歳の髪の曲がり角、上手にケアをして若々しさをキープしたいですね。