白髪染めと白髪ぼかしの違い
雑誌等でも取り上げられる事のある、白髪ぼかし。
白髪染めとの違いがわからないという方のために、白髪染めと白髪ぼかしの違いを解説したいと思います。
まず、この二つの違いは、ベースの色の違いにあります。 普通、一般的な白髪染めをすると、色が抜けてきた時に、赤っぽい色になりがちです。 汚らしく見えがちですので、それが嫌で細かく全体染めを繰り返す人もいます。
全体染めを強い薬液で続ければ、髪が傷む可能性は勿論高くなります。 しかし、真っ黒く染め上がるので、イメージを変えたいと考えたり、若々しい自分を演出したいと考える場合にはこちらを利用する人が多いようです。
一方、白髪ぼかしのベースの色は灰色です。 退色、つまり色が抜けてきた時に赤みがかった色にならないので、より自然に髪の毛を維持できます。 そして、白髪ぼかしは、イメージを大きく変えずに白髪を目立たせたくないという場合に有効です。
どういう事かと言うと、かなり年齢を重ねているのにも関わらず、真っ黒な髪の毛に染めてしまうと、人にもよりますが周りが不自然にとらえてしまう場合があります。 特に男性の場合は、真っ黒に染めて自分自身でも違和感を感じてしまう場合があります。
そういった場合に白髪ぼかしを使うと、灰色を入れる事で比較的違和感無くまっ白な毛を目立たないようにする事が出来るので、どうしても黒く染めるのは嫌だ、という場合に利用する事がおすすめです。
ただし、この場合黒髪がほとんどだけれど少ししか白髪がまじっていないような場合だと、白髪を隠すという意味で考えると、あまり意味が無い可能性があります。
ロマンスグレーに近い、完全な白髪とグレーの毛髪が混じっている状態から、できるだけイメージを変えずに若々しさを手に入れたい場合はおすすめです。