部分染めと全体染めの良い点・悪い点
白髪染めには、様々な使い方をするものがある事は既に御存じかと思いますが、それぞれのタイプには良い点、悪い点が存在します。
例えば、全体染めにはあまり向かないスティックタイプの白髪染めは、少し生えてきた白髪に対する部分染めに対しては強く、全体染めほどの手間をかけずに、部分染めによって黒髪を維持する事が出来ます。
また、比較的薬剤が強いとされるヘアカラーに関しては、アレルギー等を起こす場合は使えないという問題点があるものの、髪の芯から染め上げるというメカニズムによって、色が比較的落ちにくいという利点があります。
そして、一般的に色が落ちやすいと避けてしまう人も多いヘアマニキュアタイプの白髪染めは、定期的に繰り返し使える成分で作られたトリートメントタイプのものを選んでおけば、比較的頭皮や毛髪にダメージを与えずに、全体染めを行え、部分染めの手間をかけずに好きな色の髪の毛を維持する事が出来るという利点があります。
他にも、ジェルタイプのものや、ヘアカラーでも最近人気の泡タイプもの等、テクスチャだけでも様々なものが存在するので、自分が白髪染めに何を求めているかを考えた上で、全体染めをするのか、部分染めをするのかを含めて商品を選んでいく必要があるのではないでしょうか。
商品にもよりますが、発色の良いトリートメントタイプの白髪染めでも、初回は２０分程度の放置が必要です。 次回からの放置時間は１０分から１５分程度になりますが、おうち時間がもったいないと考える人には不向きかもしれませんが、特に苦にならないのであれば比較的髪も傷みにくいので、いちいち部分染めを意識しながらの生活から解放される事を考えれば、トリートメントタイプはおすすめです。