白髪染めによっては切れ毛に繋がる事も
白髪染めを使用していて髪の毛が切れ毛になってしまう事があります。
これは薬剤の刺激が強すぎて、髪にダメージを与えてしまい切れ毛や髪のパサつきに繋がってしまっているのです。
当然ですが、刺激の弱いものに切り替えたり、しっかりとしたその後のトリートメント等のケアをすれば防ぐ事は可能ですので、どのタイプの染毛剤が髪にダメージを与えやすいか、与えにくいかを知っておく事は大切です。
白髪染めの染毛剤には主に４種類存在します。 髪の毛を脱色して色を染める永久染毛剤、脱色せずに表面をコーティングする形になる半永久染毛剤、髪の表面に色を付ける一時染毛剤、天然の植物成分を用いて髪の内部から発色させる天然染毛剤があります。
一般的に多く白髪染めで利用されるのが永久染毛剤であり、ヘアカラーやおしゃれ染めもこの種類になり、薬剤を髪内部にまで浸透させるためキューティクルに大きなダメージを与えると共に頭皮への刺激も強いです。
ヘアマニキュアやトリートメントカラーの種類になるのが半永久染毛剤となり、髪の内部まで浸透させないので髪自体へのダメージは与えませんが、コーディングする事により水分補給が難しくなりパサつく事があります。
一時染毛剤はカラースプレー等がそうで髪へのダメージは少ないですが、色持ちが悪く、しっかりと洗い落とさないと着色料が髪に残ったままになります。
天然染毛剤はヘナが代表的であり、継続して使用し続ける事が染めますので一番手間が掛かり、色の種類も少ないですが、化学染料を使わないので安心して使用でき、トリートメント効果も期待できます。
このように白髪染めの染毛剤にはメリットとデメリットがあり、費用や手間だけではなく肌質や体質の問題もありますが、この中から自分に合った最適なものを選ぶと良いでしょう。
髪のパサつきや切れ毛の事を考えたらできるだけ永久染毛剤を避けて、その他の種類から選ぶのが良いかもしれませんよ。 もちろん永久染毛剤の使用は悪くありませんが、決められた使い方や量を守り、事前に体質に合うかどうかを試しておく事が大事です。
白髪染め使用時は大丈夫であっても、その後のケア次第で髪に影響がでる事もありますので、しっかりとしたケアも心掛けて下さい。