強力な白髪染めは危険
白髪染めは、定期的に行なうものなので、髪の毛の負担にならないようにしたいのですが、使われている薬液は意外と強力なものなのです。
月に数回の白髪染めですけど、強力な薬液を使用していますので、使い方や頻度やものによっては、薄毛の原因になってしまうことがあります。
それを知った上で工夫して、使用していかなければならないでしょう。 強力な毒性を持っていると言われ、突然のアレルギーの原因にもなるパラアミノフェノール、パラフェニレンジアミンといった成分が白髪染めに使われていることが多いです。
これらの成分は発がん性があるとも言われており、実際にこれらの成分を含んだものが販売禁止にされている国もあるほどです。 それぐらい強力な毒性があることから、今ではあまり使われていないと思いますが、それ以外にも危険性がある成分はあります。
どのような成分かと言いますと、パッケージ裏の成分表示を見てもらったら分かると思いますが、成分名の語尾に「ジアミン」や「アミン」と表記されている成分はパラフェニレンジアミンと似た働きをします。
ですから、少しでも危険性を回避したいと思ったり、アレルギーに弱かったり、敏感肌だったりする時は、成分表示を見てから白髪染めを購入しましょう。
その他にも注意して欲しい点がありまして、それは２剤に使われているオキシドールになります。 消毒にも使われるオキシドールですが、それには３％前後しか含まれませんけど、白髪を染めるための薬剤には倍になる６％が含まれているそうです。
オキシドールそのものが悪い訳ではなく、殺菌力が強いために、良い頭皮環境を構築するために必要な菌までも殺菌してしまうために、使い過ぎてしまうと頭皮環境に悪い影響を及ぼしてしまいます。
こういうこともあるので、白髪染めを使い過ぎるのは良くないと言われ、実際に髪の毛や頭皮にダメージを与えてしまうのです。 このような心配をせずに、白髪を染めたいのでしたら、無添加のものやトリートメント効果のある白髪を染めるシャンプー等がお薦めです。
髪の毛に負担を掛けないようにされているだけではなく、危険な成分も排除しているので、安心して使えるでしょう。 上手く染められるか、髪の毛へのダメージもどうかも大事ですけど、全般的な安全面も考慮して製品は選んだ方が良いですよ。