白髪を染めた後に明るく染め直しをする
白髪染めをすると、白髪がなくなった分だけ髪の毛全体が暗くなります。
人によっては仕上がりが暗くなりすぎだと感じる人もいるかもしれません。
そこで、白髪を染めた後に明るく染め直しをすることを考える人もいるかもしれませんね。
白髪染めは、他のカラーリング剤と比べて、色素が沈着しやすいという性質があります。 落ちにくいというのはメリットでもあり、デメリットでもあります。 通常のカラーリングでは、簡単に染め直しということにもなるのですが、白髪の場合にはなかなか簡単には行きません。
たとえば、市販のブリーチ剤をつかって白髪染めの染料を落とすことを考えたとします。 市販のブリーチ剤は、髪の毛の中にあるメラニンという色素を脱色する作用があるのですが、白髪染めの染料を脱色する作用はありません。
つまり、場合によっては、ブリーチ剤が思わぬ働きをして、染料がただ変色を起こしてしまうかもしれません。 白髪を染めたあとに明るく染め直しをしたいと思った場合には、市販のものでどうにか解決しようとせず、ぜひ美容師を頼って欲しいと思います。
美容院では白髪染めを落とすこともできます。 もし美容院にはどうしても行きたくないという場合には、自然に色が落ちるのを待つことをオススメします。 時間はかかりますが、明るくしたい場合にはこの方法が一番確実です。
以上のことから、白髪染めの色選びについては、慎重になる必要があるといえます。 白髪染めで髪を黒くしたいと思っても、実際のところブラックを選ぶと暗すぎるということになりかねません。
初めての白髪染めではダークブラウンあたりを試してみると良いかもしれませんね。 また、初めてのときだけは髪の毛のプロとして美容院に行ってみるのも良いかもしれませんよ。