白髪染めが人体に与える影響
美容院でも自宅でも今は気軽にできるようになっている白髪染めですが、健康に与える影響について考えたことはありますか。
これだけ多くの人が使っている製品だから安心と思い込んでいるかもしれませんが、白髪染めには健康を害する恐れのある成分が含まれているのです。 それは、髪の毛や頭皮はもちろん、体全体にも影響を与えることもあると言われています。
それはヘアカラー全般に含まれているジアミンなどの化学薬品が原因で、それらの成分が皮膚に接触して皮膚から吸収され、血液によって全身をめぐっていくことにより、発がん性や血液障害、肝臓障害、視力障害、腎臓障害などが見られる場合があります。
また、染料が目に入ってしまった場合は、視力低下や失明なども恐れもあるため液ダレなどには十分に注意するようにしましょう。
先述についてはそれらを心配して使用を停止しないといけないかと思いがちですが、必ずしも全ての人に生命に危険を及ぼすほどの影響があるということではありません。
それよりも意外と身近でもっともよくあるケースが、アレルギーではないでしょうか。 アレルギー反応の多くは、皮膚のかゆみや痛み、赤み、湿疹、大量のフケといった頭皮トラブルがほとんどです。 しかし、これらを甘くみてはいけません。
症状がしばらく続くようであれば、皮膚科を受診することをおススメします。 また、抜け毛の増加や髪の毛のきしみなどは一般的に見られる症状ですが、これもひどいようならば専門医に相談した方が良いでしょう。
白髪染めは少なからず髪の毛や頭皮、そして体に影響を与えるものですから、なるべくジアミンなどの化学物質が入っていないものや、天然素材を使用しているもの、無添加のものなどを選ぶことも一つの方法なのではないでしょうか。