白髪染めは薬局でもたくさんの種類が売っている
そろそろ白髪染めを、と考えたとき、みなさんはどこで白髪染めをしていますか?
美容院でしょうか?
それとも市販の白髪染めを購入して、自分で染めていますか?
美容院で染めればきれいに染まるし、全部やってもらえるので楽だし後片付けも簡単ですよね。 ただ問題は美容院で染めるととても高いということです。 髪はすぐに伸びてきますから、1か月もすると髪の根元にもう白いものが目立ってきます。
1〜2か月に一度白髪染めを続けるのはお財布にとってはかなりきびしいですね。 白髪染めは薬局でもたくさんの種類が売っています。 高いものでも美容院の3分の1の値段で買えるのは魅力的です。
ただし、自分でやらなければいけないので、きれいに染まらなかったり面倒な手順や後片付けなどが大変です。 それでも手間暇かけても安く済むというメリットは大きいですよね。 それに思い立ったときに近所の薬局ですぐ買えて、いつでもできるので気楽です。
では薬局で白髪染めを買う時には何を基準にしたらよいでしょうか。 薬局で買える白髪染めには「ヘアカラー」と「ヘアマニュキュア」があります。 「ヘアカラー」はメラニン色素を分解・脱色させて染料を髪の内側まで浸透、定着させて髪を染める方法です。
白髪用のヘアカラーは白髪までしっかり染まりシャンプーしてもほとんど色落ちしません。 ただし髪の内部に色を染色するためにキューティクルを開くことやジアミン系の化学物質が頭皮に炎症やアレルギーを起こす場合があるなどのデメリットがあります。
「ヘアマニュキュア」は髪の表面をカラー剤でコーティングして白髪を染める方法です。 髪を傷めることなく白髪を染めることができますがシャンプーをしているうちに色落ちしますので、まめに染め直す必要があります。
また「ヘアカラー」のようにはなかなかきれいに染まりません。 白髪をしっかりきれいに染めたい人は「ヘアカラー」を、髪を傷めたくない人や肌が弱い人は「ヘアマニュキュア」を選ぶといいでしょう。
また白髪染めには「泡タイプ」「クリームタイプ」「トリートメントタイプ」などの種類があります。 「泡タイプ」は最近種類が増えました。 髪全体に染料が馴染み染めやすいですが、染まりが悪いという人も多いです。
「クリームタイプ」は昔ながらのやり方で1剤と2剤を混ぜて染めますが、髪の量の多い人や長い人はきれいに染めるのが難しいです。
「トリートメントタイプ」は手軽ですが、「ヘアマニュキュア」の分類になるので、色落ちしますし、思ったとおりの色には染められません。 薬局で白髪染めを買う場合は、自分に合ったものを選んで購入しましょう。