白髪染めは長時間放置しても変わらない
白髪染めをする時に薬剤を塗った後、数十分程放置すると思いますが、人によっては長時間放置すればする程色落ちがしないようになると考えている人もいるかもしれません。
しかし、基本的には長く置き過ぎる程上手く染める事ができなくなるので注意が必要となりますが、それはどうしてなのでしょうか。
白髪染めの説明書によっては、染まり辛い人は少し長めに放置しておいた方が良いと書かれてあるものがありますが、それでも長時間の放置はいけません。
その理由は薬剤の反応時間が決まっていて、それ以上放置しても無意味であり、そのままにしておくと乾燥してしまうので髪に浸透したら洗い流してしまった方が良いのです。
染まりにくい方は説明書等で薬剤の反応する時間の中で一番長い時間まで放置する事を推奨されていて、薬剤の反応が切れた後の時間までは推奨されていないのです。
そもそも白髪染めが染まりにくい方というのは、髪の毛に多量の油分を含んでいる方が多いです。 シャンプーやスタイリング剤がしっかりと洗い落されていなくて、それが膜を作っている場合も染まりにくくなる原因となっています。
また薬剤は反応を起こして髪の毛に浸透していきますから冬の寒い時期だと反応が鈍いので、いつもよりか染まるまで長時間掛かります。
基本的に長時間放置する事で髪の毛や頭皮への負担が増して、後々に影響を与えますので浸透させてしまったらすぐに洗い落としてしまう方が良いのです。
放置しているから、さらに濃くなるという事はありませんので、濃くしたいのなら元々の白髪染めのカラーを変更した方が良いかもしれません。 色持ちを考えている場合は普段の生活とヘアケアによって決まる場合が多いです。
普段使用しているシャンプーは低刺激のものに切り替えて、外出する時は紫外線を浴びないように日傘や帽子を被る等の工夫も必要となってきます。
髪への負担やダメージが増す事によって、色持ちが悪くなりますからトリートメント等のヘアケアも徹底するようにしましょう。
このように白髪染めをする時は薬剤の反応がありますので、説明書に書かれている通りの時間で行なうのが一番良く、時間を短くしたり、長くしたりしないようにした方が良いと思いますよ。