髪を染めている最中に目に薬剤が入ってしまったら
自宅で自分で染めることのできる白髪染めはとても便利ですが、取り扱いには注意が必要です。
たとえば自分で髪を染めている最中に液だれしてしまい、目に薬剤が入ってしまった場合にはとにかく早く水やぬるま湯できれいに洗い流しましょう。
家庭で使用できる白髪染めの多くに含まれているジアミン系と呼ばれる化学成分は人の体に多大な影響を与えるということがわかってきました。
とても刺激の強い成分なので、皮膚の弱い敏感肌の人が使用すると、地肌にヒリヒリとしみてしまったり、かぶれたり、かゆみがでるなどのアレルギー反応が現れることがあります。
こうした症状が出た場合には無理して使用を続けずに、すぐに白髪染めを中止しましょう。 そして症状がひどい場合には皮膚科など専門医の診断を受けることが大切です。
これは目に薬剤が入った場合も同じで、できるだけ早く眼科の診断を受けるべきです。 簡単にドラッグストアで購入できるようなものなんだから、と甘く見ていると大変なことになることも考えられます。
小さな子供が誤飲してしまってもとても危険です。 白髪染めは小さな子供の手の届くところには置かないようにしましょう。 まして眼球がむき出しになっている目は特にダメージを受けやすいデリケートな部分です。
とにかく目に入ってしまわないよう、注意して白髪は染めるようにしましょう。 もしくはジアエン系のように刺激の強い成分を含む白髪染めの使用はやめて、天然成分などを使用したノンジアニンやノンケミカルといった白髪染めを使用するようにするのも良い方法です。
自分にあった白髪染めを見つけて、毎日を若々しく過ごしませんか？ 美しくケアされた髪は人を若々しくしてくれます。 自信を持って楽しい毎日をお過ごし下さい。