耳カバーは白髪染めの薬剤から耳を守る
白髪染めの付属品としてついていることも多い耳カバー、きちんと使用していますか?
なんだかちょっと邪魔だな、と使用していない人も多いこの耳カバーですが、付属品としてついているからには使用したほうがよい理由がきちんとあるのです。
耳カバーは白髪染めの薬剤から耳を守るためにつけるものです。 ヘアサロンでのカラーリングの時にも使用していると思います。
耳は白髪染めを行う際に薬剤がつきやすい場所でもありますし、薬剤はついてしまうと、皮膚にまで色がついてしまってしばらく取れなくなってしまうことがあるので、しっかりとガードしておかないといけないのです。
特にヘアマニキュアはヘアカラーに比べて、一度皮膚についてしまうと取れにくいという特徴があります。 ヘアカラーであれば、自然と皮膚の新陳代謝や毎日のお風呂で数日のうちに薄くなっていきますが、ヘアマニキュアはそういうわけにはいきません。
万が一皮膚にヘアマニキュアがついてしまったときにはクレンジングジェルや石鹸をタオルにつけたものを使ってすぐに拭き取る必要があります。
耳は目立つ場所ですし、こうした被害を防ぐためにも耳カバーを事前に着用しておくことが大切なのです。 ついてしまったヘアマニキュアをこすりすぎてしまうと炎症を起こしてしまうこともあります。
まずはつかないように準備することが大切なのです。 自分で染める際にはますます薬剤がいろいろなところについてしまうおそれがあります。
ついてしまってから慌てるのではなく、首元にはタオルを巻いたり、前髪の生え際にはクリームを塗っておく、耳にはカバーをつけるといった対策をしておくようにしましょう。 汚して焦って片付けているあいだに髪が染まりすぎてしまった、ということがないように気をつけたいものですね。