間違えてしてしまった処置が症状を悪化させる
自宅で手軽に自分で髪が染められる白髪染めはとても便利で、使用している人も多いのではないでしょうか？
出産後は白髪が増えたり、抜け毛が増えたりと髪のトラブルが多いうえ、小さなお子さんと一緒に美容室に出かけるのは大変だからと、自宅でカラーリングをする若いママも多いですよね。
ところがこの自宅でできる白髪染めやカラーリング剤には私たちが思っている以上に危険な成分が含まれていることもあるので注意が必要です。 そもそも白髪染めやカラーリングを行う前には必ず「パッチテスト」を行う必要があります。
これは白髪染めやカラーリングに使う薬剤が使用する人の皮膚などに悪い影響を与えないかどうかを調べるためのテストで、少量の薬剤を皮膚につけて試します。 このテストが必要ということは、裏をかえせばそれだけ刺激の強い薬剤が含まれているということなのです。
ですから、白髪染めをまゆげやヒゲなど髪の毛以外に使用することは絶対に行ってはいけませんし、口や目のまわりなどデリケートな部分に薬剤がついてしまわないように十分注意して白髪染めを行う必要があります。
間違えて目に入ってしまった場合にはすぐに水やぬるま湯で洗い流すことが大切で、素人の勝手な判断で目薬をさしたりするのはやめましょう。 間違えてしてしまった処置が症状を悪化させてしまう場合があるので、医師の診断を受けることをおすすめします。
また小さなお子様などが間違えて薬剤を飲んでしまった場合には無理に吐かせずにすぐに水か牛乳を飲ませて病院を受診してください。 少しの量であっても必ず受診するようにしましょう。 手軽に手に入れることができる便利な商品ではありますが、取り扱いには十分に注意が必要です。