白髪を染めるペースと髪の傷み
白髪を染めるペースは人によって様々ですが、だいたい30代から40代の白髪が出始めの方で2、3カ月に1回のペースでの白髪染めをされる方が多く、50代から60代くらいの、白髪の量が比較的増えている方は、だいたい1カ月に1回程度染める方が多いようです。
そのほかにも、美容関係の仕事をされているなど、仕事上の理由でどうしても白髪が出せない場合は、半月に一度程度毛染めをされるとの事です。
白髪を染める一回当たりのダメージはそこまでひどくなくても、一年間の総回数を考えると、結構な回数意外に染めているものなんだな、と思いませんか。
もし、今の時点で髪の傷みが気になっているけれど自宅で白髪染めを行いたいのであれば、白髪が生えてきた時点でその部分だけを染める、ペンタイプの白髪染めを利用したり、また、毛染め自体もヘナを使ったものを利用してみる事をおすすめします。
美容院で染めたほうが白髪染めしても髪の毛が痛まない、という意見もありますが、その理由として挙げられるのが、美容院では、リタッチと呼ばれる、白髪の生えてきた部分のみを染めるという染め方ができるからです。
はけで塗るタイプ等従来型の染め粉を使うと、なかなか白髪が生えた部分のみを染めるのは難しい場合がありました。 全体に塗るタイプの家庭用ヘアカラーだと、白髪以外の部分も含め、全体を薬品で包む訳ですから、髪の負担が大きい場合もある訳です。
ヘアカラー等で染めると、一般的なヘナによる染色のように、複数回染めなくては染まらない訳でなく、一発でしっかり発色して染まるという利点はありますので、何を求めるかによって染めるものを選択する必要があります。
近年手に入るようになった、ペンタイプのものや、シャンプー時にヘナを使って少しずつ染める事が出来るタイプの白髪染めなどを使うと、髪も傷みにくいですし、シャンプーは毎日の事なので、染めるペースも習慣化できますし楽ですよ。