お年寄りが白髪を紫に染める理由
最近、髪の毛を紫色に染めたお年寄りを見かけるけれど、なぜなの？と疑問に思う方が多いようです｡
ただ､派手好きなのでは？と思ってしまいますが、この色にはちゃんとした理由があるそうです｡
日本人の髪質は欧米人と違い、黄ばみがかっていてツヤがないので、この黄ばみを打ち消すために、紫を薄く入れると純白でキレイな白髪ができるということです｡ たまに奇抜な色の髪をしているのは、わかっていない美容師が薄めずに染めてしまっているからです｡
昔は染料がなくて髪全体を染める白髪染めを使うと、黒に染めても退色してしまい、紫に見えてしまっていたそうです｡ もともとわざわざその色にしたかったわけでは無いのですね｡
それでも、最近はテレビにでている美顔士の方が白髪を染めていることもあって、自分もやってみようとか、お母さんにどうかな、と気になって紫のヘアカラーを探す人が増えてきているようです｡ ですが、もともとその色の白髪染めやヘアカラーは販売されていないようです｡
アッシュ系という名前が使われているそうですが、アッシュ系とはヘアカラーではやや青みがかったグレーのことを言うそうです。
髪の色を思った色に染めるのは、専門的な知識がいるので､一度白髪染めに詳しい、美容師さんにお願いしたほうがいいかもしれません。
薄い紫は、色白で白髪のお年寄りによく似合う色です｡ よく、メガネの縁に色を使っている素敵なおばあさまを見かけますが、素敵な色使いでお洒落をすることはどんどんして欲しいものです｡