鼻にツンとした刺激のある臭い
白髪染めが苦手という人もいますが、そのほとんどが独特の強い臭いが嫌だといいます。
染髪剤はおしゃれ染めを含めどれも臭いがするのはしょうがないことなのですが、その中でも特に白髪染めの臭いがきついのです。
おしゃれ染めの場合、黒い髪の色を抜いて他の色にしたりしますが、白髪染めは白い髪を染めます。 その染毛力はおしゃれ染めよりもとても強く、成分も異なるため、臭いの強さが違うのです。 人によっては臭いだけではなく、肌にピリピリとした刺激を感じる人もいます。
市販や美容室での白髪染めは、鼻にツンとした刺激のある臭いがします。 それは、アンモニアを成分に含んでいるからなのです。 アンモニアといえば、尿にも含まれている成分ですが、なぜ白髪染めに含まれているのでしょうか。
アンモニアは髪の毛のキューティクルを開いて、髪に染料が染み込みやすいようにする働きを持っています。 その働きのおかげで、白髪もしっかりと染まるようになっているのです。
しかし、薬剤でキューティクルを開いてしまうと、当然髪の毛は痛んでしまいます。 それで繰り返し白髪染めをしている髪の毛は、ダメージが酷くなっていくのです。
白髪染めをした後は頭皮も髪もとてもダメージを負っているので、よりヘアケアに気を配る必要があります。 最近ではアンモニアを含まない無添加の白髪染めにも人気が集まっています。 もし、アンモニア臭と刺激が苦手なら、無添加タイプを選ぶと良いでしょう。