白髪染めを使うことで喘息の発作が起こる？
ヘアカラーや白髪染めを行う事で、かゆみやかぶれ・アレルギー症状をおこす人がいます。
染毛剤に含まれるジアミンという成分が原因で起こると言われています。
ヘアカラーや白髪染めを使うことで髪の毛が傷むだけではなく、健康にも悪い影響を与えることがあります。髪の毛は一番外側のキューティクルは普段閉じていますが、髪の毛を染める場合には薬剤によってキューティクルを開き染料で色を入れていきます。
これによって、体内にも白髪染めに含まれるジアミンなどの化学物質が入ってきます。そうする事で、髪の毛が細くなったり途中で切れたり痛んだりする他に、異物に対して抗体をつくりアレルギー反応を起こすことがあるのです。
白髪染めを使うことで、赤くなったりかゆみが出て皮膚炎を起こしたり、気管支ぜんそくや肝障害・貧血を起こすことがあります。ひどい場合にはアナフィラキシーショックを起こす事もあります。
もともと、喘息の症状を持っている人は白髪染めを使うことで喘息の発作が起こることがあるので注意が必要になってきます。
白髪染めをしたいと思う場合には喘息のかかりつけの医師に相談する必要が出てきます。使う場合には、きちんとパッチテストを行ったうえでアレルギー反応が出ていないかを毎回確認して使っていく必要があります。
美容院で白髪染めをおこなう場合にも、アレルギー体質で喘息があることを伝えパッチテストを行ってもらうことが必要になってきます。